2012年3月3日土曜日

Felica対応電子体温計購入 見える化は楽しい♪

テルモのFelica対応電子体温計をアマゾンで購入。
専用アプリWOMAN℃を立ち上げ、お財布携帯やパソリで測定データーをパソコンで確認できる。残念ながらアプリもMac対応していないので、ネットブック(acer)も購入。さらに、スマホもiphoneでNFC未対応のため一緒に、SONYのFelicaリーダライター パソリも購入。
テルモの電子体温計 5149円
acer Aspire One HAPPY シリーズ 22,980円
ICカードリーダ/ライタPaSoRi  1880円
合わせて、30,009円

電子体温計をかざすと、自動的にWOMAN℃のサイトが立ち上がり、PCがフリーズしてしまうトラブルに悩まされていたのだけど、PC側のWebアクセス設定を少し変更すれば難なく動く様になった。
使い方は至って簡単(苦労したけどね)、WOMAN℃のアプリをサイトからインストール、アプリを立ち上げ「読み込み」ボタンをクリックし、ICカードリーダに体温計をかざすだけ。自動的にグラグを生成してくれる。
体重も一緒に記録できるようになっているが、残念ながらFelica対応のテルモの体重計がないため体重は手入力。

これまで、基礎体温をちゃんと付ける習慣がなかったので、1ヶ月近く付けてみると色んな発見があって面白い。女性の場合は低温期と高温期があるのは当然のことながら、深酒をした翌日は37度以上あり微熱状態。体温の変化を見ると、いつ飲みにいったがわかる^_^;

体重計、体組成計、活動量計、血圧計のFelica対応製品は、オムロンから発売済み。
毎日の健康管理には、やはり日々の変化を捉えることが重要。
これらの情報が今後、クラウド側で管理されることで、健康食品メーカやスポーツジム等とタイアップして生活改善アドバイスを行うサービスが増えていくことだろう。

しかし、オムロンも体重計、体組成計、血圧計とFelica対応しているのだから、体温計があっても良いのになあと思う。
体温を0.5℃上げるだけで免疫力がUP、体温を上げるためには、食事と運動だというのだから、活動量と合わせて体温も日々見える化したいものだ。

2011年8月20日土曜日

シェア型社会について考えた

三浦展氏の「これからの日本のためにシェアの話しをしよう」を読んで、感じることがあったので、久しぶりに投稿。









●シェアとは何か?

 最近、ちらほら耳にする「シェア」という言葉。
 ワークシェアリング、カーシェアリング、ルームシェアなど。
 シェアというと、シェア=共同利用 または中古品の購入をイメージしがちであるが、
 ここではシェアを広義で捉えている

 例えば、
 空間の共有 → シェアハウス
        (キッチン、リビング、トイレなど、空間を共有すること)など
 物の共有  → カーシェアリングなど
 分担としてのシェア → マンションの自治会活動など(社会の中で直接自分に利益は
 ないことでも、責任や義務によって一定の役割を果たすこと)
 知識のシェア → 著名人の講演会など
 先日、京都の相国寺で開催されている浮世絵展に行ったが、江戸時代に
 タイムトリップしたようで、これも時代のシェアかもしれない。
 ワールドカフェなんてのは、まさに経験のシェアだ。
 このように考えていくと、シェアとは、つながることと近しい。

●何故シェアなのか?

 筆者曰く、
 ・超高齢化社会により、高齢者へのケアが必要なこと
 (高齢者が自立しつつも、社会的な生活を送るには、シェアがよりよい手段であるこ
  と)そういえば、私の子供の頃通っていた小学校の半分のスペースが老人ホームと
  なり、お年寄りが、小学生と話すことで元  気になったと数年前、新聞で取り上
  げられていた。

 ・コミュニケーション、共感の重視
  物を私有するという物質主義的な幸福感より、他人とのコミュニケーション、
  共感に喜びを感じる人が増えているということ

  80年代までは、haveの時代、所有、私有の拡大に喜びを見いだしていた時代
  90年代は、beの時代、自分らしさとは何か自分探しの時代
  2010年代〜 shareの時代、他者との関係、繋がりの時代
  by. カルチャースタディーズ研究所
  だそうだ。
   自分自身に当てはめてみると、
  90年代は20代だったもあり、まさに自分探しの時代だった。
  「けいこと学ぶ」や新聞の「求人広告」には、良く目を通した。
  (実際、色んなスクールに通った。転職を考え履歴書を送ったり、面接まで行った
   こともある)
  2000年代は、日本ファシリテーション協会と出会い、現在でも人との繋がりや
  仲間と何かを創り上げることに喜びを感じている。

 ・情報化社会
  インターネットの普及により、ネット社会が充実。Facebook,Twitterと、
  ネット上で皆繋がりを求めている。インターネットに対する信頼性も、
  高まりつつある。

●シェア型社会で上手く生きるには

 私自身、シェア型価値観を受け入れるかどうかに関しては、間違いなくYesである。
 ・わざわざ阪神百貨店まで行って5分以上並んでワインを買うのは、販売員の語りを
  通じてワイナリーのこだわりを頭で、舌で味わいたいからである。
 ・日本ファシリテーション協会をはじめ、知人を通じて色んなワークショップに
  ファシリテータとして、参加者として参加  するのは、知識と経験を共有したい
  からである
 ・いろんな仲間と飲みにいくのは同じように知識と経験を通じ楽しみたいからである
 ・家を買いたいと思っているが、建て売りのマンションや新築の家に魅力を感じない
  のは、高額な買い物にしては、プロセスがつまらないからである
 (只今、中古でリノベーション可能な物件物色中)

  繋がりたいが、縛られたくない シェアハウスを求める若者の価値観らしいが
  まさにそんなところだ。
  そのためには、個人が、「自立」していること が重要なポイントだ。

●シェア型は儲かるか

  私有化=物が売れる(新製品の購入)
  シェア=物が売れない(リユース)
  に思えるが、ビジネスとしてシェア は成り立つのか。

  本書には、面白い事例があった。
  これまで、農作物を育て売ることで生計を立ててきた農家が、今は
  「農作という体験」を売るのだという。つまり農地を貸して週末は借り手が
  畑の手入れを行うが、平日は借り手に代わり手入れを行い、
  その分管理費をもらうのだそうだ

  物を売る経済からサービスを売る経済、サービサイズへ。
  アフターメンテナンス、サービスも含めエコシステムトータルでを考える時、
  一社のみならず、色々な業種、業態の参画が必要になるのだろう。

●家電の進化

  これまで、物を売る経済で成長して来た日本の家電メーカー。
  そのビジネスモデルもデジタル家電の価格下落と共に崩れつつある。
  今後、家電もシェアされる時代になるのだろうか。(すでに、シェアハウス
  では、大型冷蔵庫のシェア等、存在するが)
  ハードウェアのシェアはまだ少ないが、ソフトウェア=コンテンツのネット上
  でのシェアは、当たり前になりつつある(デジカメ映像など)  
  家電がシェアされたら、家電自身や売り方も代わるのかもしれない。
  例えば何をどれだけ洗ったかによって、課金がかわる洗濯機とか
  ムービや一眼レフ高級デジカメの貸し出しサービスとか(これは既にありそう)

  なにはともあれ、自社だけで儲けるのではなく、お客様のベネフィットは当然の
  ことながらパートナー会社や流通と共に社会システム全体が考えることが
  鍵になりそうだ。







2010年10月11日月曜日

つながる脳

藤井直敬のつながる脳を読んだ。

ある環境下に置かれた時の振る舞いと脳の構造を研究しようとする試みについて書かれたもの。

筆者は、社会構造を操作する能力を”社会脳”と定義し、自分のやりたいことを実現するために、社会という目に見えない構造を上手に操作し、さらにその場の空気にあった正しい振る舞いを選ぶための適応的な脳の働きと解説している。

脳科学には、4つの壁があるらしい。

1つは、技術の壁。通常、脳科学の世界では再現性の無いものは扱わないという。人工的に作った定常状態下での脳機能を観察するというのが一般的らしい。

2つ目は、大規模神経細胞活動データを対象とした関係性解析手法では、大容量のデータを扱というスケールの壁。

3つ目は、こころの壁。どこに向かうのかわからない探索型の研究には予算もつかず、仮説検証型が一般的であり、これが研究の可能性を狭めている。

4つ目は、社会の壁、実験に対する倫理面での問題。例えば、BMI(BrainMachineInterface)という技術があるが、これは脳と外部の人口システムをつなくための技術で、これにより外部から脳の操作が可能になり、自己の境界が曖昧になってしまうなど、倫理面での問題があるという。

筆者が取り扱うのは、社会脳、つまりある環境下における人と人との相互作用における脳の働きであり、4つの壁に照らし合わせても非常にチャレンジングなテーマであることがわかる。

サルの研究で、4つの壁に挑戦した実験が書かれており、社会脳の結論は未だでていないが、その実験の内容が非常に興味深い。

サルの研究からわかった1つのこと、「抑制こそが社会の根本」というのだ。サルの協調行動は社会的抑制を獲得した後に、実現された機能であるという。下位のサルは、生き残るために、常に環境に気を配っており、社会的適応知性が高いという。

ちょうど、つながる脳と同時に、「蟹工船」を読んでいたので、”抑制”ということばが、妙に頭の中で繋がった。抑圧された劣悪な環境下で、自己を抑制しつつ最初は「監督」の理不尽な言動に耐えつつも、力関係によって1つの社会が形成されている。ところが、ある工員の行動から、工員同士の協調による反発(ボイコット)を起こす。怒り狂った監督は、主犯格の工員を殺してしまう。工員たちは、ならば主犯格を決めずに立ち向かおうとした所で物語は終わる。

或る程度我慢することで、社会的な問題を引き起こさずに生きれるとしても本当に、他者と関わりをもたずに生きていくことができるのだろうか?
ある心理ゲームと脳の反応から、ヒトは、他者と関係を継続すること他者から社会的に認められて奉仕する時に、喜びを感じると筆者は言う。
 他者を丸ごとリスペクトする気持ちが、人と人との関係を良くし、それによりより良い社会が形成されるというのが結論である。

他者を丸ごとリスペクトは、進化した脳の姿なのか???
丸ごとリスペクトまではいかないまでも、他者を受け入れる気持ちの余裕は欲しいものだ。


2010年8月16日月曜日

exabody レッグマジックサークル購入

夜中のTVショッピングというのは、何故、ああも気になるのか。
繰り返し毎晩見せられると、いつの間にか洗脳されるというかすりこまれるというか、ああも引き締まった美脚や腰回りを毎晩見せられると、最初は、ないな〜いと言いながら見ていたのがそのうち、本当にああなるのかしらん、と思えてしまう。

水平方向に足を閉じたり開いたりしながらゴムの力で、太ももの内側の筋力を鍛えるというexabodyのレッグマジックという商品、以前からどうも気になっていた。
というのも、先日ふと自分の脚を鏡で見てショックを受けたのだが、丸いはずのひさのお皿の上に、もこっと太もものお肉がのしかかっているのではないか。昔はこんな脚ではなかった。学生時代は、陸上部だったので脚にはちょっと自信があったのだけど・・・
新商品のレッグマジックサークルは、従来の水平方向の動きに回転も加わって、腰のくびれもできるという。しかも、1日60秒で効果が出るというではないか。いざ20代の脚を取り戻すべく、ついに購入。

商品は発注の3日後に到着し、今日はすでに使用して3日目突入。
「コアリズムの二の舞になるで」と半ば白い目で見ていた夫が、購入後一番ノリ乗りなんですけど・・・運動嫌いの引きこもりにも、これはちょっとはまったみたい。夫は運動不足でメタボ気味なのでこれを機に体力づくりに励んでもらえればと期待。

夫は、今日も朝からご機嫌でスイングしたあと、ひと風呂あびてただいまお昼寝・・・
  平和な我が家、めざせ脱メタボ、めざせメリハリボディ!!!

しかしすり込みマーケティングというのは、恐ろしいものだなあ・・・

2010年8月13日金曜日

dysonで考えさせられたカスタマーサービス

 我が家でご愛用の掃除機、dyson製dc12 のフィルターのカバーの爪が折れた。
購入したのは多分3年位前、くるくるホースを本体に巻き付けて運べるコンパクトな収納性とダイソンお得意の吸引力に引かれてた。
フィルターカバーの爪が折れると、本体を持ち上げた時に、ゴミを収納するケースと本体(ローラーの付いている部分)が分離してしまうために、掃除機を下から抱えて移動する必要があり(掃除機が動作している間は、吸引力で分離しないのだけど)不便を感じていたが、壊れたわけではないので使い続けていた。先日知人よりダイソンの掃除機は、全部部品がバラバラになるので、部品交換すればいいよと聞き、早速、カスタマーサービスに電話した。
知人の情報とおり、フィルターカバーだけを購入すれば良いとのこと。部品によっては、楽天でも購入できるが、その部品はメーカから直送してもらうことになった。
確かに部品交換ができれば、新たに買い替える必要もないし、他製品に乗り換えられることもない。長い間お客さまに使ってもらうために、お客様で簡単に部品交換できるつくりにしておくことを考えたダイソンは凄い。
本来家電はそうあるべきだ。また消費者も安い商品を買って、壊れたら買い替えれば良いと思うのではなく、本当に気に入った商品を購入し、ちゃんと手入れして長い間使い続けていくべきだ。
じゃあ、メーカーは何で儲けるの?と言いたくなるかもしれないが、アフターサービスでもうければいい。

ダイソンでもう一つ関心したこと。
問い合わせの際に、顧客情報を聞かれたのだけど、メーカーのデータベースに私の情報が既に登録されている様子。???いつ登録したかな?としばし考え、そういえば、購入時にアンケートに答えたら1万円相当の付属キットがもらえると言われ、アンケートはがきを返送したことを思い出した。
メーカーとしては、顧客情報は喉から手がでるほど欲しい情報。ただでは、誰もユーザー登録しませんよね。
最後に残る企業は、お客様とお客様情報を大切に考えているメーカーだと改めて考えさせられました。